チャレンジ!梅漬け素人主婦がやってみるシリーズ。 第7回 -傷んだ梅の使い道-

梅漬け素人主婦うめ美の、梅仕事チャレンジ日記

目次

梅仕事2日目

1日目で「梅酒」「梅シロップ」「塩漬け」2種と漬け疲れするほど漬けました。

そんな可愛い梅漬けちゃんたちの様子は、、、

梅酒
梅酒は早いものですっかり氷砂糖が溶けて、梅が気持ちよさそうにプカプカ浮いている。

もう飲めそうなんじゃないかと思う見た目。

順調に成長しているとみた。



梅シロップ
梅シロップは見た目あまり変わらず。

よく見ると砂糖が湿っている感じがする。

本当は手を入れてかき混ぜないといけないけど、ギチギチで手を入れる隙がないので振る手法に変更。

シェイク中
旦那が呪術師ばりの狂った様に振ってくれたので梅に砂糖が満遍なくついた。

引くほど振っていたので、そんなにしなくてもいいのに、、、と心の中で思ったが梅への愛の表れと思って見過ごした。



さて、梅干し紅白兄弟はいかに。

梅漬け5キロ(赤梅干し)
5キロの方は底の方にほんの少し梅酢が上がっている。

底にわずかの梅酢を確認
まだ1日しか経ってないのにほーーーんのわずかだが水分を目視で確認できた。

塩はほとんど溶けてないが全体的にしっとりしている。


梅漬け1.7キロ(白梅干し)
1.7キロの方はまだ梅酢は確認できず。

全体的にわずかにしっとりしているがほとんど形状は変わらず。

量が少なく重しも軽めなので梅酢があがりにくいかも。

カビないように気をつけなくては。



梅仕事2日目 傷んだ梅の使い道〜梅ジャム〜

梅仕事1日目で傷んだ梅、熟しすぎた梅を共に漬けるとカビの原因にもなるらしいので省いて置いた。

このまま捨てるのも忍びないしどうしようかなぁと思ったら、どうやらジャムにできるらしいので作ってみました。


材料

・梅
・砂糖(種を除いた梅の実の70〜80%)

鍋は酸に強いホーローがオススメ

1

水洗いした後、ヘタを取る
このクリームパンみたいな手は息子の。

すっかりヘタ取りにも慣れて、カメラまで意識したアングルをとれるように。


2

傷んだ箇所を切除する
熟しすぎたり、押しつぶされて変色した箇所だけ取り除いた。


3

茹でこぼす
レシピに茹でるって書いてたけど、元から完熟すぎてて柔らかいから茹でなくてもよかったかも、、、

ジュクジュクになってしまった。

青梅で身が硬い場合は茹でた方が良さそうです。


4

ザルにあげて水気を切る
今回は皮ごとジャムにしちゃいます。


5

種を取り、身を崩す
種がほろっと取れてしまう。

身は崩さずとも崩れてしまった、、、


6

ここで梅の実を図って砂糖の量を計算

梅の量に好みの甘さで0.7か0.8を掛けた数が砂糖量となる
実は完成した後に気づいたのだが、この手順の”砂糖量は種をはぶいた梅の実の70〜80%”だった事を読み落としており、ほぼ100%近い砂糖の量を入れてしまった。

なんで間違えたんだろう。

自分に謎。


7

砂糖を少しづつ入れ、煮詰めていく

焦げないように、木べらで底からかき混ぜる
全然関係ないが、第2回でも書いたけど、このホーロー鍋のフォルムが可愛い。

この鍋と木べらのセット、ファンタジー物語に出てきそう。

可愛い乙女になって魔法が使える気分だわ。

、、、三十路のたわ言。


8

艶良く仕上がったら出来上がり
これも完成した後に気づいたのだが、ゆるいなぁと思って煮詰めすぎてしまった。

ジャムは冷めると固まるので、少しゆるいくらいがちょうどいいらしい。

煮詰めすぎた上に100%の砂糖量だからジャムというより飴みたいになってしまった。


9

保存は煮沸消毒した瓶に保存

ラップをしてから蓋をすると密閉度が高まる



完璧とはいかなかったが、完成した物はとても嬉しい。

他の梅仕事は口にできるのはまだ先なので、ちゃんとした完成品はこれが初めて。

特に子供はすぐに食べられると喜んでいた。

味はというと、美味しいいいいいいい。

一口食べて思わず「ウマっ」と声が出た。

梅の華やかな香りと甘さの後に、程よい酸味がたまらない。

甘すぎてくどくなるかと思ったけど、酸味がよくて後味が爽やか。

色々な果実のジャムがあるけれど、こんなに甘さと酸味のバランスがいいのは他にはないんじゃないかと思う。

ただ一点、煮詰めすぎて硬いのが残念ポイント。

味だけはマイ・ベストジャム賞を差し上げたい。

ほぼ100%の砂糖を入れていたことに気づいた時はやっちまった、、、とテンションだだ下がったけど、一口食べて脳内お花畑。



家族にも食べてもらったが、美味しいと目を丸くしていた。

息子は「あと一口」を10回くらい繰り返して味見をしていた。

パンにもヨーグルトにもアイスにも合う。

ただ、皆さま口を揃えて硬いと。

塗れないと。

そこは、、、反省。



傷んで使えないと思っていたものがまさかこんなに美味しく変身するなんて。

おそらく二度と同じ味付けにはならないと思うので、貴重なこのジャム最後まで美味しく頂きたいと思います。






第8回へ続きます。