前回で梅干しは無事完成に至りました。
その赤梅干しに必須の”赤じそ”について、少しさかのぼってのお話です。
その赤梅干しに必須の”赤じそ”について、少しさかのぼってのお話です。
梅仕事 11日目 赤じそジュース
第8回で使用した赤じそ。
チャレンジ!梅漬け素人主婦がやってみるシリーズ。 第8回 -赤じそ入れ- - 梅研
梅漬け素人主婦うめ美の、梅仕事チャレンジ日記
梅漬けに使用するにあたって赤じその良し悪しを選別しました。
これが死んだ魚の目になるほど大変な作業だった事は第8回で思う存分書きましたのでご確認を。
さて、傷んだ赤じその行方については
“ちなみに傷んだ葉は紫蘇ジュースにできるのでとっておきます”
と堂々と言い残してそのままになっていたので、赤じそジュースの作り方について書いておきたいと思います。
もちろん、傷んだ葉ではなく良い葉で作ってもOK。
また、今回は濃縮版のレシピです。
濃縮して保存性を高めているため冷暗所で1年持つようです。
飲むときは好みの薄さに割って飲んでください。
これが死んだ魚の目になるほど大変な作業だった事は第8回で思う存分書きましたのでご確認を。
さて、傷んだ赤じその行方については
“ちなみに傷んだ葉は紫蘇ジュースにできるのでとっておきます”
と堂々と言い残してそのままになっていたので、赤じそジュースの作り方について書いておきたいと思います。
もちろん、傷んだ葉ではなく良い葉で作ってもOK。
また、今回は濃縮版のレシピです。
濃縮して保存性を高めているため冷暗所で1年持つようです。
飲むときは好みの薄さに割って飲んでください。
材料
傷んでるだけでなく、緑色になった葉はくすんだ赤色になるため除いたり、小さい葉を使うと漬けている間に溶けてカビの原因になるのでこれも省きました。
なんだかんだと選別していたら、悪い葉が購入した1袋以上の量になってちょっと損した気分。
なんだかんだと選別していたら、悪い葉が購入した1袋以上の量になってちょっと損した気分。
1
赤じそを洗い、ザルにあげて水気をとる
傷んだものなので、数回洗っても汚れた水になる。
細かい葉も多いので洗いずらい。
細かい葉も多いので洗いずらい。
2
鍋に分量の水を入れ、沸かす
今回も念のため、酸に強いホーロー鍋で調理。
3
赤じそをひとつかみ鍋に入れる
お湯に浸かると、もわっと赤じその香りが立ち込め、緑色に変わった。
お湯に入った瞬間、あまりにも鮮やかに変色するので面白い。
お湯に入った瞬間、あまりにも鮮やかに変色するので面白い。
4
緑色になったらザルにとる
見た目がワカメ。
しかも赤じその香りというより、草感がすごい匂い。
しかも赤じその香りというより、草感がすごい匂い。
5
ザルに取り出した葉は箸で押して絞り、汁は鍋に戻す
手で絞りたいところですが、めちゃめちゃ熱いので箸で押した方が無難。
6
3〜5の工程を赤じそがなくなるまで繰り返す
繰り返すうちに、ゆで汁がどんどん濃い赤になって行きます。
そして、目を閉じれば「ここは山ですか?」と聞きたくなるほど、どんどん草臭が立ち込めます。
そして、目を閉じれば「ここは山ですか?」と聞きたくなるほど、どんどん草臭が立ち込めます。
7
取り出してある赤じそが冷めたら手で絞り、鍋に戻す
都度箸で押していてもまだ汁気が残っているので、今度は素手で絞り切ります。
もったいないので全力で限界まで絞りました。
もったいないので全力で限界まで絞りました。
8
鍋に砂糖とはちみつを入れ、煮溶かす
沸騰させずに、温める程度の温度で煮溶かすのがポイント
はちみつは好みで加減してもOK。
はちみつカップ1/2とかこんなに贅沢に使うのドキドキしちゃう。
もっと入れたい所ですが、標準量でドキドキしちゃう貧乏性のためこのままの量にしました。
はちみつカップ1/2とかこんなに贅沢に使うのドキドキしちゃう。
もっと入れたい所ですが、標準量でドキドキしちゃう貧乏性のためこのままの量にしました。
9
煮溶かしたら火を止め粗熱をとった後、レモン汁を加える
これも好みで量を調節してもOK。
私は規定量では多すぎるかなぁと思って半分くらいの量にしました。
使ったのは市販の果汁100%レモン。
入れた瞬間、あら不思議。
濃い赤色から鮮やかな赤色に変わって“おおお”と感嘆。
気持ちいい程、瞬間で色が変わる。
写真だと伝わりづらいのが残念。
どうやらレモンのクエン酸が赤じその持つアントシアニンという物質と化学変化して色が変わるそう。
この“おおお”感、ぜひ体感してほしい。
私は規定量では多すぎるかなぁと思って半分くらいの量にしました。
使ったのは市販の果汁100%レモン。
入れた瞬間、あら不思議。
濃い赤色から鮮やかな赤色に変わって“おおお”と感嘆。
気持ちいい程、瞬間で色が変わる。
写真だと伝わりづらいのが残念。
どうやらレモンのクエン酸が赤じその持つアントシアニンという物質と化学変化して色が変わるそう。
この“おおお”感、ぜひ体感してほしい。
10
消毒した保存瓶に濾して入れて完成
出来上がった量は約1リットル強。
濃縮!という感じの重厚感。
マジックの様に色が変化する工程があり、調理というより実験に近かったかも。
さてさて、早速味見です。
濃縮!という感じの重厚感。
マジックの様に色が変化する工程があり、調理というより実験に近かったかも。
さてさて、早速味見です。
今回は水と氷で割りました。大体3倍くらい。
マドラーでしっかり混ぜていざ試飲。
ううう、美味い!
赤じその香りが広がり、深みのある味と優しい甘みが相待ったフレッシュジュース。
クセになって何度でも飲みたくなる。
ひとつ難を言えば傷んだ葉で使ったせいか後味に少し雑味を感じる。
ここで思ったのが、梅漬けに傷んだ葉を使わなくてよかったということ。
もし赤じその選別をしていなかったら、この雑味が梅漬けに移っていたかも。
頑張って選別してよかった、、、という感慨深さも味に加わってより美味しく感じる。
気になる方は炭酸水割りにすると、見事に雑味を消して後味爽やかにしてくれるのでオススメです。
今年の夏は暑かったので、梅ジュースと双璧で家族全員赤じそジュースも毎日飲んでいました。
惚れすぎて、2週間と持たずに完飲。
1年保存が効くと言っていたけど、まさかこんなに早く飲み干すとは。
という事で我が家、おかわりしました。
再度1袋購入し、濃縮赤じそジュース2回目作りました。
傷んだ葉はあまりなかったので、案の定雑味もなく後味も良い。
つくづく赤じその選別を完遂した私を褒めてやりたい。
そして2回目も2週間と持たずに飲み干したのでした。
マドラーでしっかり混ぜていざ試飲。
ううう、美味い!
赤じその香りが広がり、深みのある味と優しい甘みが相待ったフレッシュジュース。
クセになって何度でも飲みたくなる。
ひとつ難を言えば傷んだ葉で使ったせいか後味に少し雑味を感じる。
ここで思ったのが、梅漬けに傷んだ葉を使わなくてよかったということ。
もし赤じその選別をしていなかったら、この雑味が梅漬けに移っていたかも。
頑張って選別してよかった、、、という感慨深さも味に加わってより美味しく感じる。
気になる方は炭酸水割りにすると、見事に雑味を消して後味爽やかにしてくれるのでオススメです。
今年の夏は暑かったので、梅ジュースと双璧で家族全員赤じそジュースも毎日飲んでいました。
惚れすぎて、2週間と持たずに完飲。
1年保存が効くと言っていたけど、まさかこんなに早く飲み干すとは。
という事で我が家、おかわりしました。
再度1袋購入し、濃縮赤じそジュース2回目作りました。
傷んだ葉はあまりなかったので、案の定雑味もなく後味も良い。
つくづく赤じその選別を完遂した私を褒めてやりたい。
そして2回目も2週間と持たずに飲み干したのでした。
※別冊週刊女性「梅干し・ウメ酒・うめ料理Q&A」藤巻あつこ著 主婦と生活社 を参考にしたレシピです
第13回へ続きます。
砂糖 1カップ(110g)
はちみつ カップ1/2
レモン汁 カップ3/4
水 カップ3