チャレンジ!梅漬け素人主婦がやってみるシリーズ。 第16回 -はちみつ梅を作る-

梅漬け素人主婦うめ美の、梅仕事チャレンジ日記

目次

今回は味変・梅干し(調味梅干し)の第一弾・はちみつ梅を作ります。

私の好みとして、通常の梅干しも美味しい!のですが、甘〜いはちみつ梅も大好き。

家で作れたら嬉しいなぁと思っておりました。

そうしたら、ありましたよ!そのレシピが!

漬けた梅を、味変する技。

これが上手くいけばハチミツだけじゃなく、梅干し×旨味の無限バリエーションの可能性も。

そうなったら興奮を抑えきれません!

という事でレッツ・トライです。



はちみつ梅の材料

材料

梅干し5個

はちみつ50g

水25cc

今回は食べ切りやすい5個で作りました。

味変の梅干しは塩抜きする為、日持ちが悪いので食べきれる量で作った方が良いかと思います。

5個だと丁度小さめの空き瓶に入るくらいなのでおすすめです。


はちみつ梅の作り方

1

梅干しを水につけて、1日につき3〜4回水を変えながら2〜3日塩抜きする
あんなに5個推ししていたのに話が違うじゃないか!という量ですが、

これは前回の梅みそやらも含めて同時に塩抜きしたためなのであしからず。

今回は3日強、塩抜きしました。


ちなみにこの梅干しは塩分20%で漬けた梅なのでしっかりと塩抜きしますが、

減塩で漬けた場合は様子をみながら塩抜き時間を短めにしてください。


2

塩抜き後、6時間以上ザルにあげて水気を切る
皮が柔らかくなって、何個か破れてしまいました。

扱いには気をつけて。


3

はちみつ50ccと水50ccを鍋に入れる
鍋に入れたらヘラで、お洒落に言うとスパチュラで混ぜ合わせます。


4

火入れして煮立てる
水分入っているので焦げ付きにくいとは思いますが、量が少ないので、火加減に注意です。

全体的に泡立って水分が程よく飛んだら火を止めます。

見極めが難しいですが、程よいトロミがついていたらOKだと思います。

焦げなきゃOKぐらいの心意気で。


5

粗熱がとれたら、煮沸消毒した保存瓶に入れる
はちみつのあまーい香りが漂って、美味しい期待が膨らみます。


6

水気を切った梅を保存瓶に詰める
満遍なくはちみつがいきわたる様に梅をみっちりと瓶に詰めます。


これでひとまず完成です。

馴染ませるため一週間くらいおいてみました。

さあて、一週間待ってお楽しみのお味見タイム。

これで市販のはちみつ梅と遜色なかったらどハマりしちゃうなーなんて想像。

わくわくしながら一口頂きました。

う、、、むむむ、、、甘い。

甘さしかない。

全然酸っぱくない!

全く梅感がなくなってしまった、、、

あんずの漬けたのみたいになった。

うーーーーん、これはこれでアリなのかもしれないけど。

ここまで梅感がないと物足りないかも。

塩抜きしすぎたのかなぁ。

適切な塩抜き加減が難しい、、、

そもそも期待しすぎたのかしら。

ちょっとこれはリベンジしないといけないです。


再チャレンジ・はちみつ梅

という事で素人主婦のヘソのごま程度のプライドにかけてリベンジ。

はちみつ梅に再チャレンジしてみます。

考えられる反省点としては、塩抜きしすぎた?という点と

水気を多く感じたので水切りが足りなかったのかもという事を重点においてレッツ・再トライ。

作り方を少し変更して、工程1の塩抜きを1日半程度に。

さらに工程2の水切りを1日に変更しました。

以下の工程3からからは同じです。

二度目となるとあっという間に完成。

10分とかからずに出来ました。


とりあえず2日漬けた物を味見してみました。

お!これは!

前回と全然違う!

梅をはちみつがしっかりと包んで酸っぱさと甘さがええ塩梅。

梅の塩も若干強めかなという程度あり、梅感もちゃんと感じられます。

これは成功と言ってもいいんじゃないでしょうか!



このまま寝かせたら味はどうなるのか、引き続き1週間おいてみました。

おお、変わらず美味です!

でもあまり二日目食べた時と変わらないかも。

できたてでも十分な味だったってことですかね。


再トライしてわかった事は、

・塩抜きは1日半〜2日がベスト

・水切りはしっかり

これをすれば味変・梅干しもかなりの確実で成功するかと思います。

逆を言えば、ここさえ守ればどんな味変にも対応できるはず。

そして、

・出来たてでも十分美味しい

ということがわかりました。


面白いですね、味変梅干し。

また新たな味を発見したらご報告します。








※別冊週刊女性「梅干し・ウメ酒・うめ料理Q&A」藤巻あつこ著 主婦と生活社 を参考にしました